
110インチワイドスクリーン
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家庭内で「映画を自由に楽しむ」というスタイルが確立したのはいつ頃でしょう?1980年代のビデオデッキと大画面テレビの普及、そして、ドルピーサラウンドプロセッサによりサラウンド再生が確立した頃がその黎明期にあたると思います。
思えば、当時の「夢」はずいぶんと身近になりました。「画・音」については、スケールと品質において過去とは比べようもない進化を果たし、今では機器類は安価に供給されています。
しかし、至高の再生音楽を目指したピュアオーディオ同様、趣味としてのAV(オーディオビジュアル)もまた、大衆化と共に、大切な何かを失っていく気がしています。
反面、趣味の世界では各人が好きなように楽しめばよいし、敷居は高くない方がありがたいと思います。どの趣味でも、初心者が安心して接点を持つことのできる環境は大切でしょう。
今や「ホームシアター」については、雑誌や専門書、個人のホームページも多数あります。だからこそ、私なりの視点からこの世界に切り込んでみたいのです。焦ることはありません、まだまだAVは発展途上です。流れは、映像側の高精細化・デジタル化のまっただ中ですが、大切なのは基本を押さえつつ、どう楽しむかだと思います。
当初考えていたよりも、長い話になりそうです(04/05/19記)。必ずしも、体系だったお話ができないかもしれませんが、ご質問・ご意見ありましたら、ぜひ掲示板へお寄せ下さい。 |