@ スクリーンの天つり作業


屋根裏の点検口から入る。






天井を支える根太(ねた)を利用する。
A 映像・スピーカーケーブルの引き回し


建築後に壁内を通すのは困難だが。




電源ケーブルにヒモとスピーカーケーブルを
結び引き上げる。貫通後はヒモを引き戻す。
B 石膏ボード専用の固定金具「モーリーアンカー」


各種サイズ有り、一本数十円くらい。




取り付け説明図
C プロジェクターやスピーカーの天つり


石膏ボードはもろいので、根太が通っている
部分をうまく利用し、木ねじを打ち込む。




スピーカー天つり金具の固定も、半分は根太に木ネジを
打ち込み、半分はモーリーアンカーで対応する。


 プロジェクターやスクリーンの天つり作業は、なかなか難しい問題です。
 また、配線が部屋の中をかけめぐっていると、見た目が悪くせっかくの雰囲気が台無し・・・。

 屋根裏や床下を引き回せれば良いのですが、建築後に行うのは困難です。

@ 幸い、我が家の場合は2階の天井に点検口があったので、そこから屋根裏に入れました。

A ケーブル類を壁内を通すにために、コンセントから電源ケーブルを離し、その先端にヒモとスピーカーケーブルや映像ケーブルをしっかりと結びつけます。
 電源ケーブルを屋根裏から引き上げ、スピーカーケーブル等をほどきます。電源ケーブルは、下からヒモを引けば元に戻りますね。電源ケーブルがそばにあると、映像や音声にノイズが侵入するのでは?という心配もあるようですが、まぁ、そこまで神経質にならなくても良いと思います。

B 天井や壁は、石膏ボードという板でできているケースが多いと思います。石膏ボードは比較的もろいため、ネジでは固定できません。「モーリーアンカー」という専用の金具を使います。


C 石膏ボードは耐荷重がそれほど大きくないため、できるだけ根太(ねた)を利用し、木ねじで固定します。

 天井裏や床下、壁内を通すことが困難な場合は、ケーブル隠し用のカバーを利用すると良いでしょう。

 また、無線タイプのリヤスピーカーや、無線タイプのプロジェクターも発売されています。