なぜかTVに写ってるのは、キテレツ大百科なり〜!

 専門雑誌のグラビアを飾るような、超豪華なホームシアターや、マニアのホームページに紹介されているあこがれの製品たち・・・。

 ため息が出るばかりで、気後れしてしまいませんか?

 誰でも始めは初心者です。
 ラジカセから始まるオーディオ。
 小型テレビから始まるホームシアター。

 私自身、そうやって一歩ずつ歩んできました。この写真は、新婚時代の「居間寝室ホームシアタールーム」の写真です。北面の押入を改造し、上段には機器類を、下段は布団と衣類を収納していました。この部屋だけでほとんどの生活が可能だった、便利な空間でした。

 南面はベランダ掃き出しの窓があり、鴨居の上に、ラジカセのオプションのリヤスピーカーを設置していました。

 自分なりの、予算枠なりの楽しみ方はあるはずです。細く長く、生涯の趣味として取り組むのに、ホームシアターは奥が深く適していると思います。

 参考までに配線の状況ですが、画像と音声の中心は8oビデオデッキでした。据え置き型8oビデオというだけで十二分にマニアックな気がしますが・・笑) VHSビデオの出力は8oデッキにつないであります。
 これで、レンタルビデオやダビングされた8oビデオ、地上波TV放送(ステレオ音声)が楽しめます。この19インチテレビのチューナーはモノラル音声なので使いません。映像は8o→テレビへ直結です。

 フロントの音声は、CDラジカセ→プリメインアンプを経由し、CDラジカセの分離型スピーカーにより再現されます。
 サラウンド音声は、CDラジカセ本体のマトリックスサラウンド回路によって左右音声の「差信号」が取り出され、リヤスピーカーで再現されます。

 この方式の利点は、フロントとリヤの音量バランスを調製することが可能で、全体の音量調整は、CDラジカセのリモコンで可能であること。デメリットは、フロントの音声が、CDラジカセとプリメインアンプの2つのボリュームを経由するため、多少、音質劣化が起きることでした。